マスターズ陸上・世界選手権 参加日記

2009年8月7日 (金)  400m決勝

 昨夜は興奮して、12時過ぎまで眠れず。朝7時半起床。この歳になって、「今日のことに興奮し、明日にドキドキして眠れない」って夜を過ごせるってことは、幸せなことですね。本日の体重58.7kg、気温20度。全身はだるいけど、筋肉痛はなし(まだ24時間たってないので、きてないだけかも、試合前になったら嫌だなあ)。

 どんなに速いヤツでもみんな45歳以上です。年とともに回復は遅くなっているはずです。優勝候補のエンリコだって、100m、200mと続けて今日で9本目のレース、かなり疲労は溜まっているはずです。
 私は、準決勝・決勝と二日続けての400mレースに備えて、京都選手権に出場して。二日続けての400mのシュミレーションをしておきました。その時には、52秒9、52秒7で走れました。今日も走れるはずです。
 今日は、佐藤さんにもらった赤飯でエネルギー補充です。

 競技場について、スタートリストを確認、予想通り2レーンです。自己タイムは、全員私より速い!当たって砕けろだ。

400m決勝スタートリスト
Lane Name Nat SB
1 Wolfgang Goeschl Austria 51,79
2 Masahiro Ikeno Japan 52,50
3 Corey Moody United States 52,20
4 Michael Sherar Canada 51,82
5 Enrico Saraceni Italy 48,95
6 Marcus Shute United States 51,35
7 Konstantin Shestakov Russia 52,40
8 Gert Deppe Germany 52,42

 ゆっくりアップを開始するが、体は「軽い、絶好調だ」というほどではないが、そんなに重くはない。今日は早めにコールを済ませ、招集場でスタート練習をしました。そして、ファイナリスト8人が集結。昨日準決勝で3位争いをして私が0.1秒差で勝ったウォルフガング(オーストリア)が声を掛けてきました。「IKENOだね、昨日はベリークローズ(僅差)だったね」。予選で一緒に走ったゲルト(ドイツ)にも声をかけられました。私は、西洋人の顔は良く区別はつかないですが、向こうからは、「小さい東洋人」と覚えられているのでしょうね。優勝を狙う上位陣たちは、ピリピリして声を掛けにくい雰囲気です。

 いよいよ8人揃ってスタート地点へ。スタート地点に行くと、W45クラスが始まっていて、すぐに準備です。軽く流しを1本、「うーん、体が重いぞ!」嫌な予感「でも、やるしかない」
 さあ、ファイナルスタートです。日本人から黄色い声援が飛びます。この場所に立てることにすごく感謝し、感動して、気合を入れて「on your mark」です。
 1回フライングがあり、もう一度「on your mark」、「set」、スタート!


 いつものように、100mから全開、全員速いので差は縮まらない。準決勝タイム3位、3レーンのコーレイ(アメリカ)について行きます。こいつに喰らいついて勝てば3位です。100m通過12秒7、200m通過25秒1、少し体が重いか。コーナーに入ってもコーレイとの差が縮まらない。
 コーナー出口、上位との差が広がっていく。5位6位あたりか。300m37秒9、1レーン昨日競い合ったウォルフガングが前に出る。必死で追いかける、足が上がらない、昨日はラストで捕まえたが、今日はわずかに届かず、7位でゴール。


 400m決勝 52秒94 7位

400m決勝
1位 Enrico Saraceni Italy 50,29
2位 Michael Sherar Canada 51,26
3位 Corey Moody United States 51,42
4位 Marcus Shute United States 51,48
5位 Konstantin Shestakov Russia 52,52
6位 Wolfgang Goeschl Austria 52,89
7位 Masahiro Ikeno Japan 52,94
8位 Gert Deppe Germany 54,20

 ラップは、12秒7-12秒4-12秒8-15秒0でした。世界の壁は高かった。上位4人は速かった。準決勝で余力を残した上位4人は、決勝でタイムを伸ばし、5位のコンスタンチンはほぼ同タイム、下位3人は準決勝で力を使い果たし、タイムを落とした結果になりました。
 それでも、かろうじて52秒台で走れたのは、良かったです。

 レース後、全員で記念写真、全員デカ!

 その後、6,7,8位の下位3人で記念写真。
「俺たち、準決で力を使い果たしたなあ、でも決勝進出が目標だったから、まあいいか・・・」というような心の会話。

 競技後は、誰もいなくなった競技場で一人残り、「終わったんだな」と余韻に浸っていました。


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