マスターズ陸上・世界選手権 参加日記

2015年8月5日 (水)  十種競技後半

 翌朝、6時30分起床。5時間眠れました。

 朝に正規のホテルに戻り、やっと入れました。
 幸い今日も午後から競技開始なので、朝食にもありつけ、風呂にも入れました。

 今日も重い荷物を持って、電車を乗り継ぎ、ブロンのスタジアムに行きました。 なんか体が重いです。

 13時30分100mハードル、スタート
ハードルはしっかりアップも出来ました。
 ピストルにしっかり反応しいいスタートも切れました。
まずまずしっかり走れたつもりで、組2位でゴールでしたが、タイムは伸びず。

(ハードルの映像はこちらをクリック)

 100mH 16秒02(±0) 4位 805点 総合3位かわらず

 14秒台目標、悪くても15秒前半のつもりでしたが、まさかの16秒台・・・
本当にトラックのせいなのか?体調が悪いのか?
少し上に浮いたかも知れませんね。

100mHタッチダウンタイム
1台目 2.93
2台目 1.26
3台目 1.30
4台目 1.30
5台目 1.30
6台目 1.30
7台目 1.30
8台目 1.37
9台目 1.33
10台目 1.30
ゴールまで 1.33

100mH
1位 デュエズ フランス 14秒74
2位 ジャージー ポーランド 15秒80
3位 ジェローム フランス 16秒00
4位 いけの 日本 16秒02
5位 ブルーノ フランス 16秒05
6位 ブライアン アメリカ 16秒39

総合順位
1位 デュエズ フランス 5200点 +642
2位 ブライアン アメリカ 4647点 +89
3位 いけの 日本 4558点 いけのとの差
4位 ヘンリック リトアニア 4432点 -126
5位 ジャージー ポーランド 4397点 -161
6位 ゲルド ドイツ 4310点 -248


・円盤投げ

14時30分円盤投げ開始

1投目、27m83、リラックスして軽めに投げてまずまずの記録残しのはずが、
2投目、ファール
3投目、27m44、ショートで終了。

円盤投げ 27m83 23位 434点 総合4位に後退

円盤投げ
1位 ブライアン アメリカ 39m61
2位 ティモ ドイツ 38m83
3位 ドミニク フランス 38m06
4位 ヘンリック リトアニア 37m72
5位 ギョーゾ ハンガリー 37m37
6位 ジャリ フィンランド 35m56

総合順位
1位 デュエズ フランス 5776点 +784
2位 ブライアン アメリカ 5321点 +329
3位 ヘンリック リトアニア 5067点 +75
4位 いけの 日本 4992点 いけのとの差
5位 ジャージー ポーランド 4958点 -34
6位 ゲルド ドイツ 4820点 -172


・棒高跳び

16時棒高跳び開始予定ですが
1時間遅れの17時開始

 もの凄い向かい風でした。「危険だから方向を変えてくれ」と英語で抗議しましたが、「A班、B班もこれでやっているので公平を規するために変えれない」と却下されました。
 アップも時間がなく十分に助走合わせが出来ませんでした。

 3m40から試技開始します。開始まで2時間ぐらい待ちました。
強烈な向かい風、しかもしっかり60秒持ちタイム計測されます。

 3m40、2回連続失敗。跳躍になりません。追い詰められました。
総合3位ペースで来ていたのに、ノーマークになると一瞬で終わりです。
 3回目、十分な跳躍では無かったですが、奇跡的にギリギリ背面飛びになり、バーをこすりながらもクリアー。首の皮一枚繋がりました。

3m40、××○
3m50、○     これも背面飛びでギリギリセーフ
3m60、××○  やっと跳躍の形になってきた
3m70、○     今何回目なのか訳解らん状態
3m80、××○  3回目にまたもやクリアー
3m90、×××  もう体力の限界

 棒高跳び 3m80 1位 807点 総合3位浮上

 20時棒高跳び終了。
気が付けば、棒高跳びは種目1位でした。14回も跳んで体力も気力もなくなりました。

 しかし、これで総合3位に復活。

棒高跳び
1位 いけの 日本 3m80
1位 デュエズ フランス 3m80
3位 ジーン フランス 3m60
4位 ジャージ ポーランド 3m40
4位 ギョーゾ ハンガリー 3m40
6位 ラッツ 他3名 3m20

総合順位
1位 デュエズ フランス 6583点 +584
2位 ブライアン アメリカ 5851点 +52
3位 いけの 日本 5799点 いけのとの差
4位 ジャージー ポーランド 5623点 -176
5位 ヘンリック リトアニア 5531点 -268
6位 ゲルド ドイツ 5415点 -384


・やり投げ

 体が重い。

 総合2位のブライアンと52点差に詰め寄ったので、なんとかやり投げであまり差を広げられずに、1500mで勝負できる範囲内で押さえておきたいところですが・・・

20時30分やり投げ開始

棒高で右膝が痛くなりました。
これまた強すぎる向かい風でやりが押し戻されるほどです。

1投目、33m31
2投目、33m15
3投目、32m14

 やり投げ 33m31 20位 455点 総合4位におちる

 この時、総合2位のブライアンが2投目までで38m、私との総合得点で150点差だったので、最後の1500mで逆転可能、10秒で60点、30秒差をつければ行けると思っていました。彼が5分20秒で私が4分50秒で走れば逆転で銀メダル。
 しかし3投目に彼が、なんと種目トップになる46mの大投擲を行い、差が一気に300点近くまで広がってしまいました。1500mで50秒差、いくらなんでも無理だと諦めてしまいました。しかし、実際には・・・

 総合3位のジャージーには25点差をつけられていますが、おそらく1500mの走力差を考えれば、逆転は確実。
 銅メダルを確保するためにも、しっかり1500mを走る必要があります。

やり投げ
1位 ブライアン アメリカ 46m70
2位 ジャージー ポーランド 44m45
3位 ドミニク フランス 43m48
4位 ジャリ フィンランド 42m29
5位 オレクサンダー ウクライナ 42m19
6位 ゲルド ドイツ 41m25

総合順位
1位 デュエズ フランス 7112点 +858
2位 ブライアン アメリカ 6549点 +295
3位 ジャージー ポーランド 6279点 +25
4位 いけの 日本 6254点 いけのとの差
5位 ゲルド ドイツ 6013点 -241
6位 ヘンリック リトアニア 5990点 -264


・1500m

 最後の1500m、銅メダルを死守するためにも、自分の最大限の走りをしようと4分50秒を目標に走り出しました。

1500m21時45分スタート。

 最初からフランスのジーンが飛び出します。フィンランド大会では私に次いで1500m4分58秒だった選手です。
 彼について行きます。2周目で早くも彼と私の二人の独走になります。
 しかし体が重い。思うようにスピードが出ません。1周目77秒、2周目80秒、3周目82秒。

 ラスト300mスパートを掛けようとしましたが、ジーンを抜くことは出来ず、そのまま2位でゴール。
ラップは77+80+82+60

 1500m 4分58秒50 2位 807点 総合3位

 全然タイムはダメでしたが、限界でした。
力は残ってなく全力は出し切りました。

 銅メダルは間違いないと思っていました。
満足感で一杯でした。

 みんなが「マサヒロ、コングラッチュレイション」と言って握手を求めてきます。
痛い足をひきずって、全員でトラック1周しました。




 十種競技 総合得点 7061点(日本新記録) 3位 銅メダル

1500m
1位 ジーン フランス 4分57秒31
2位 いけの 日本 4分58秒50
3位 デュエズ フランス 5分07秒95
4位 ゲルド ドイツ 5分15秒59
5位 ジェローム フランス 5分28秒24
6位 デレク イギリス 5分33秒42

総合順位
1位 デュエズ フランス 7864点 +803
2位 ブライアン アメリカ 7101点 +40
3位 いけの 日本 7061点 いけのとの差
4位 ジャージー ポーランド 6833点 -228
5位 ゲルド ドイツ 6722点 -339
6位 ジーン フランス 6448点 -613

 夜遅くなり、役員もほとんど残っていませんでしたが、正式発表を見ると2位とは、わずか40点差でした。
 1500mにして約7秒、もし私が4分50秒で走れていれば逆転銀メダルだったのでした。ブライアンが予想以上に1500mが遅く5分45秒もかかっていました。彼もメダル獲得のため気力を振り絞って走ったのでしょう。

 もし「4分50秒で走れば銀メダル」と解っていれば、もっと気力を振り絞って走れたかも知れないと後悔しましたが、この結果だけは実際に走ってみないと分からないことでした。
 「たられば」の世界はいくらでもあります。
もし3m40、3×していれば・・・
もしあと7秒速く走れていれば・・・
もしやりがもう少し・・・

 結果的に、もう少しで銀メダルに届いたと知って、少し悔しい気持ちもありますが、とりあえず銅メダル獲得。記録は悪いですが、全力は出し切りました。


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