今日は、大会最終日、リレーがあります。
4×100mと4×400m、日本代表チームは、私46歳、アッキーさん49歳、CASAさん41歳、そしてリレーのためだけにアメリカに駆けつけたU場さん44歳のメンバーで、M40クラスに出場します。
世界大会で、この若い年代でリレーが組めるなんてことは、めったにないことで、おそらく日本で開催された宮崎大会以来、18年ぶりのことです。
せっかく4人が揃い、頑張ろうという雰囲気はあるんですが、私は昨日の時点では、自分の400mが終わって燃え尽きた感が強く、なかなか切り替えがうまくできませんでした。リレーはお祭り気分で楽しめればいいのかな。
しかし、当日の朝になって、徐々に気持ちがアップしてきました。
「よーし!思いっきり走ろう!」
午前中、部屋でゆっくり休み、11時30分ホテル出発。
当初、メダルの可能性の高いマイルリレーに賭けるため、あえて4継は、棄権する作戦も考えられましたが、会場に着くと、優勝候補のUSAがコールに来ていないとの情報も入り、これはチャンスと、マイルのアップ代わりにと急遽出場することにしました。
30分しかアップ時間も無く、バトン合わせも出来ないまま、最終コールへ。
M40 4×100mリレー
2レーン・イギリス
3レーン・USA
4レーン・イタリア
5レーン・日本
6レーン・ブラジル
(なぜかUSAもちゃっかり最終コールに現れた)
さあ、始まります。
1走・U場さん、
まずまずの出足。USAが早くもリードするが、後は横並び。U場さん、ブラジルを抜き去ります。
2走・CASAさん、
アキレス腱痛で加速が心配されましたが、いいスピードです。
3走・ikeno、
15足長のマークでしたが、早めにスタート。その分ゆっくりと加速し、リレーゾーンに入ったところでスピードを上げると同時に、バトンが繋がりました。
しかし、前を見ると、内側レーンに3チームが早くも前にいる!「4位か・・・」と思いながらコーナーを走る。少し右ハムに違和感を感じつつ、リラックスを心がけ、4走へ。
4走・アッキーさん、
バトンはうまく繋がり、激走。上位3チームに大きく差を開けられながらも、4位でフィニッシュ。
M40・4×100mリレーの映像
4×100mリレー JAPAN 46秒33 4位
ところが、すぐに表示が変わり、JAPANが3位に。
2位のUSAが、バトンゾーンオーバーで失格、JAPANが3位に繰り上がりました。
4×100mリレー JAPAN 46秒33 3位
歓喜する日本チーム。「ほんまかいな」
もうけもんの銅メダル獲得です。
棚からボタモチの日本チーム、ちょうどそのころ、なでしこジャパンがUSAを破り優勝したニュースも飛び込み、完全に流れはJAPANになって来ました。
M40 4×400mリレー
いよいよファイナル。
2レーン・USA
3レーン・日本
4レーン・イタリア
5レーン・カナダ
たった4チームの出場ですが、世界の4強です。参加するだけで意義のあるチームは出てきておらず、文字通り、世界一を決めるレースです。
1走・U場、
2レーンUSAがリード、カナダが続き、JAPANとイタリアの争い。300m付近、U場さんがイタリアをリードするも、イタリアが盛り返し、ほぼ同時に2走にバトンパス。(ラップ、53秒8)
2走・アッキーさん、
オープンレーンになり、1位USA、2位カナダ変わらず、イタリアが一歩前へ。300mコーナーを出て、アッキーさんがスパート、イタリアを抜き去り、2〜3mの差をつけて、3位でバトンパス。(ラップ、52秒8)
3走・ikeno、
前にカナダが見える、追いつけるか?しかし後からはイタリアの足音が近づいてきた。イタリアのパウロは200m22秒84、M40決勝5位の選手です。しかし400mでは負けないぞ!
バックストレートでパウロが前へ。競い合わずそのまま前へ行かせる。「勝負は後半」カナダとは10m近く開いてしまっている。
200mからコーナー、ずっと力を蓄え、イタリアに付く。ラスト120m、「ikeno ここから行け!」と日本選手団からの声援が聞こえると同時にスパート。一気にパウロを抜き去る。カナダのムンロもラスト、ヘロヘロになり足が止まって、一気に近づいてきた。追いつけるか?
カナダにはわずかに届かず、イタリアに5m以上差を付けてバトンパス。「CASAさん、頼んだぞ!」(ラップ、52秒3)
4走・CASAさん、
1位USAは独走。2位カナダ、3位JAPAN、4位イタリアは、1秒ずつの等間隔、どうなる?
200m過ぎても、等間隔でキープ。ラスト、来るのかイタリア?
コーナーを出て直線、イタリアが来ない、来ない!頑張れCASA!
ラスト50m、イタリア来ない!勝ちを確信、3位でゴール。(ラップ、51秒5)
4×400mリレー JAPAN 3分30秒42 3位 銅メダル
M40・4×400mリレーの映像
1位 USA 3分23秒15
2位 CANADA 3分29秒18
4位 ITALY 3分31秒40
歓喜の銅メダル!喜び抱き合う日本チーム。
このタイムは、従来のM40日本記録3分37秒93を7秒5も上回る、大幅な日本最高記録です。しかしM45のクラスの者が2名入っているので、日本記録として認定されるかどうかは微妙です。
しかしこの1,2年M40のレベルが急激に上がってきたとは言え、数年前までのM40・400mの日本記録が52秒8だったこと、全日本の優勝タイムが、2年前53秒6、3年前53秒0だったことを考えると、一人平均52秒6でマイルを走ったことは、驚異的な記録です。
日本代表として、M40で走ったのだから、これからの若い世代の目標の記録とするためにも、ぜひ認定してほしいところです。(鴻池会長はいいんちゃうかと言ってくれてたんだけど・・・)
2個の銅メダルをゲットして、表彰式です。
まずは、4×100mリレー。
なぜか失格したはずのUSAチームが集合しています。「あれ?」「なんで?」
リザルトを確認すると、失格したはずのUSAが、Revised(復活)となっています。
どうやら、USAチームが抗議して、復帰が認められたようです。「なんで?」「審判が一度認めたものが、普通は覆ることはないのに」。やはりホームアドバンテージなのかな?
仕方ありません。元から棚からボタモチのメダルです。タイム的には完敗だったので、すっきりとあきらめましょう。
ということで
4×100mリレー JAPAN 46秒33 4位
に再度、訂正。
そして、
4×400mリレー表彰
2時間以上待たされ、やっと開始。しかし肝心のメダル授与はありません。リレー用のメダルは在庫がなくなったのか、後日、各国に郵送するとのこと。
「へ!がっかり」しかもセレモニー用のレプリカもなく、式の時だけメダルをかけてもらうこともできずです。
気を取り直して、表彰台へ。USA国歌を聞いて、記念撮影です。
賞状をもらいました。
夜は、レッドライオンに泊まっている面々で、日本食店TARO'sで打ち上げです。さらにアッキーさんの部屋で飲みまくり、サクラメント最後の夜を締めくくりました。