●初動負荷トレーニング・・・小山 裕史氏が提唱する「初動負荷理論」とは、『反射の起こるポジションへの身体変化及び、それに伴う重心位置変化等を利用し、主働筋の「弛緩―伸張―短縮」の一連動作を促進させると共に、その拮抗筋ならびに拮抗的に作用する筋の共縮を防ぎながら行う運動』と定義されています。
 難しいですが、要するに、筋肉を柔らかくして、稼動範囲を広げ、人間の持つ「反射」を利用して、最大のパワー・スピードを出すということです。

 そして、その実践法が初動負荷トレーニングです。スポーツに限らず、神経・筋肉・関節へのストレスの解除、老廃物の除去等、身体に有益な状態を作ります。小山氏が考案した初動負荷トレーニングマシンを使って行います。
 イチロー選手、末續慎吾選手といった超一流選手達がこの理論に基づいたトレーニングを行っているそうです。

 初動負荷トレーニングは以前から注目していたトレーニング法でしたが、文献でしか読んだことがありませんでした。ちょうど大阪のなんばに初動負荷トレーニングのジム(フィットネスクラブONE)ができたので、40歳になったのを期に入会しました。普段学校のトレーニングルームでタダで練習しまくっている私にとって、月会費1万円は痛かったですが、まる一年通ってノウハウを盗みました。

 最初は「?単なる動的ストレッチ」という印象でしたが、一年間でようやく理解できたような気がします。。私としては、「筋肉はしっかりと引き伸ばされた直後に最大の張力を発揮する。初動負荷トレーニングにより、共縮を防ぎ(共縮とは、要するにりきんでしまうこと)筋肉をしなやかに動かすこと。」と理解しています。
 ちょうど通っていた'04年7月から'05年6月の一年間に、陸上では全日本マスターズ100、200、400m三冠、スキーでも国体出場と成績が良かったのですが、初動負荷トレーニングのおかげなのか、たまたまなのかはよくわかりません。怪我の予防やしなやかな筋肉を作るという上で初動負荷トレーニングの効果は少なからずあるとは思いますが、それがすべてでもないと思っています。

 現在は、初動負荷マシンがなくてもできるトレーニングを自宅や学校で行い、初動負荷マシンの設備のあるジムにたまに通っています。初動負荷マシンは大阪府庁内にある「スカイジム」と高槻にある「高槻プール」内のフィットネスクラブに置いてあり、いずれも300円程度で使用できます。
 週に一回は行きたいところですが、このごろ(’06年3月現在)はほとんど行けてません。春からはちゃんと行こうと思っています。